はいはいエロスエロスはほどほどにな店長
エロゲメーカーでもある腰の落ち着かない30男の生態観察記録。商売柄掻き集めたエロマンガについて、言いたい放題に書くブログです。
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古本紹介「LOVERS HIGH(ラバーズハイ)」御堂明日香
【ISBN】 4835210174
【書名】「LOVERS HIGH(ラバーズハイ)」
【著者】御堂明日香
【出版】ビブロス
【初版】2000/02/25
これまた、倒産したビブロスさんのコミックです。
私はロリ系はあまり興味がないので、普段この手の絵柄のコミックは買わないのですが、裏表紙に傷があったので安く叩き売られていたことと、倒産した出版社の本で入手できないかもという下心で購入。
正直、期待しない本だったんですが、中身は意外にエロシーンがしっかり描かれていました。こりゃもうけもんだったな…とほくそえんでました。
↑これぐらいのぷちハードなシーンの連続。エロ割合は結構ある。7割ぐらいか。
すげぇ頭蓋骨です、マリーアントワネット級。
んで、この作者が誰なのかちっとも知らなかったんで、ネットで検索かけたところ、今は「小宮裕太」さんの名前で活躍中と知って、ちょっとビックリ。
言われて見直してみても、あまり絵柄に共通点が見つけられない・・・まあ、カラーの彩色トーンが似ているかな、という程度で、うーん、随分イメチェンしましたねぇ。
古本紹介「ペルソナ麻美」乱舞マイ
最近、更新スピードが落ちてますが、本業のゲーム制作が佳境に入ってきつつあるからです
【ISBN】 4765903494
【書名】「ペルソナ麻美」
【著者】乱舞マイ
【出版】久保書店
【初版】1992/12/25
さて、このブログでもさんざん既出の「阿乱霊」さん。
それと間違えて仕入れてしまったのが、こちらの本。
内容は、そんなに悪い事はないです。
なんちゅーか、阿乱霊さんをエビスビールに喩えると、こちらの本は、サントリーのダイエット<生>と言うか、ファインブリューじゃ無くってちゃんとアルコール入ってて酔えるからいいじゃん、というか。
阿乱先生のアシスタントさんか誰かなんでしょうかね?それとも、当人がスランプだったときの作品とか?
まあ、こんな感じで、絵柄もコマ割りも阿乱霊。
ただ、本家と違って性器破壊もグロ描写も無しです。
ついでに、エッチシーンの9割がレズ同士です。
こちらの著者に詳しい方、どうぞご一報を。
古本紹介「美少女ゲームマニアックス」
ちょいと日があいてしまいました。
【ISBN】 4906650651
【書名】「美少女ゲームマニアックス」
【著者】
【出版】キルタイムコミュニケーション
【初版】2000/9/10
いまや有象無象に萌え書籍が書店に並ぶようになりましたが、ホンの5年前は、こういう本が出されること自体、稀なことだったのです。
発売は、切れ味のいい編集方針で定評のある、キルタイムコミュニケーションさん。この本も、なかなかマニアのツボをちゃんと押さえた、見事な評論集になっています。今読んでも、結構資料的価値があります。
ちょっと、この2000年という時期がどんなんだったか、下の目次を見てみてください。
ご覧の通り、「To Heart」で大ヒットを飛ばしたLeafが一時代を築き、続いてKeyの前身であるTacticsが「ONE」,続いてKeyとして「Kanon」をリリース、山田一さんが「加奈」を引っさげて衝撃的なデビューと、「泣きげー」台頭の時期にあたり、美少女ゲームが現在の「ゲームドラマ」化していったターニングポイントにあたります。
ちょうどこの頃、私も某ゲーム会社に転職し、美少女ゲームの製作現場を体験するのですが、当時は企画といったら「泣きおとしドラマ」、とにかくそればっかり。エロは二の次、推理やサスペンスは三の次、お笑い企画なんて出そうものなら「売れねえよ」の一言で蹴落とされる、そんな時期でした。それこそ、「世チュー」以降の出版・映画業界を見ているようです。ある意味、時代を先取りしてたんですな。
振り返れば、この10年のうちで、この時が最もエロゲ業界が燃えていた時期だったといえるでしょう。
Windows95発売後には、一攫千金を狙って業界参入メーカーが増えましたが、まだ当時の制作現場には、日陰者的な後ろめたさが漂っていました。
しかし、この時期から、「実は俺たちこそが、今、一番ノッてるクリエイターなんじゃないか?」というプライドが広がっていったといえるでしょう。
もう5年も経てば、懐かしのあの頃よ・・・と、青春の一ページになるのかもしれませんがね。
古本紹介「レモン白書 2」
札幌で古本を漁ってきたのですが、正直、あんまり目ぼしい収穫は無かった・・・
【ISBN】 4829170611
【書名】「レモン白書 2」
【著者】
【出版】富士見書房
【初版】1988/10/31
「くりいむレモン」の小説版を出していた富士見書房さんが、その流れで「レモンエンジェル」の企画本として出したのでしょう。表紙のこれは・・・えーっと、誰だっけ? 知ってる人教えて。
で、中身はアニメのそれとは何にも関係ありません。
「レモンエンジェル」を見ている視聴者の初体験記を募集して掲載しちゃいまーす、という趣旨だそうです。さいですか。ちなみに投稿してきた人の年齢は皆さん未成年になっています。おおらかな時代だなぁ。
↑
世田谷区の16歳さん、今はきっと34歳の世田谷夫人として、若い男の子といちゃついているか家でバター犬を調教しているのでしょう。
こーいうのは、あまり深く突っ込まず、素直に「ああ18歳処女の女の子のちょっと恥ずかしいエッチなお悩み相談ね、えへへ」と受け取るのが大人の対応って奴でしょう。決して、40ぐらいのやさぐれた三文エロライターが鼻毛抜きながら書き飛ばしている光景を想像してはいけないのでしょ。
うん、おれ。今、札幌
ついでに、ここの古本屋も巡って、エロコミックを漁る…
うーん、思ったよりも掘り出し物が少ない。
それよりも、北24条近辺で馴染みにしていた古本屋が軒並み潰れていたのは参った。まあ、俺が卒業してからもう15年経つんだもんなぁ…
それでも、フランス書院のナポレオン文庫数冊、レモンエンジェルのコミックが入手できました。
特にナポレオン文庫は全巻揃えてみようと頑張っているのですが…今まで揃えたのが、およそ60冊。残り、あと30~40冊ぐらいか。まだ道のりは遠そうだ。全巻揃ったら、特設ページを作りますのでご期待を。