はいはいエロスエロスはほどほどにな店長
エロゲメーカーでもある腰の落ち着かない30男の生態観察記録。商売柄掻き集めたエロマンガについて、言いたい放題に書くブログです。
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エー、昨日は失礼しました。
あんな阿保なネタでも7人の人が見てることが解り、まさに七人の侍。いや、七人のマッハでもいいんだけど、自分的には。
昨日に続いて、しばらく「くりいむレモン」ネタで攻めてみましょう。
本棚漁ってたら、こんな文庫が出てきました。
【ISBN】 4-8291-4401-7
【書名】旅立ち 亜美・終章(くりいむレモンより)
【著者】倉田 悠子
【原作】フェアリーダスト
【出版】富士見書房
【初版】1986/06
調べてみると、どうやら「富士見文庫」の最初の1冊みたいです。おいおい、初っ端から「終章」かよ、お先真っ暗な感じ。まあ、その後の富士見文庫はラノベの雄として確固たる地位を築いているんで、良いんでしょう。
内容は、亜美シリーズ全編を程好く纏めた感じ。エッチシーンの描写は長くても2ページぐらいで、書き方もソフト。まあ、オカズにはなりませんな。例えば、処女喪失シーンはこんな感じ
「亜美、ほしいよ」
宏の声も上ずってかすれていた。
亜美は頷いていた。無意識のうちに宏の体を引きよせていた。
宏の唇がもう一度亜美の唇に重ねられた。硬いものが内股を割って入ってくる。同時に亜美は、鋭い痛みが体の中心を走り抜け、宏の熱くそそり立ったものがゆっくりと動き始めるのを感じた。
苦しくて息ができないのに、ため息だけが自然に洩れる。
宏が動くたびに、痛みは体全体に広がっていくのに、それがいやだと思わないのが不思議だった。
「あっ……あ……」
文章表現が巧く、ストーリーも亜美シリーズ全部の良いトコ取りをしている事もあって緩急ついているし、一人の女の子の恋と性の体験小説、という形で見るとなかなか良いんじゃないでしょうか。しかし、今読むと昭和の雰囲気がぷんぷんと色濃いなぁ。誰も携帯電話持ってないし(当たり前か)、ナンパされる場所は「ディスコ」だし、プロデュースされて「アイドル」になってデビュー・・・なんとなく、亜美ちゃんの幸薄さが、亡くなった岡田有希子さんを彷彿とさせます。岡田さんは私と同郷のほぼ同年代のアイドルだったんで(兄貴の友人には、彼女の同級生が居ましたしね)、当時、仲間内でもよく話題になりました・・・。
ちなみに、残念ながら、イラストレーターは「フェアリーダスト」としか書いてなく、どうやら真行寺たつや氏(当時は富本たつや名義か?)じゃないようです。
ところで、著者の倉田悠子さんは他にどんな著作があるんだ?と気になって調べてみたら、こんなページが。
↓
「私設倉田悠子保存会」http://web.puresilk.ac/~hrk/yuhko_k/yuhko_index.html
富士見文庫以外では書いてらっしゃらないようで、最後の著作が
「黒猫館 続」 1993/03初版 ISBN 4-8291-4430-0
もう10年以上前じゃん。
結構上手な書き手さんだし、別ペンネームで活躍している可能性は十分ありますが、そこまでは探り当てることができません。情報をお持ちの方は、どうぞご一報を。
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